炎上拡大の主舞台となったのが、デジタルプラットフォーム上の情報拡散だ。X(旧Twitter)では、シェルターを訪れた利用者の落胆や怒りのつぶやきが「実録」として数万リツイート規模で拡散。感情に訴えかける投稿は拡散力が高く、批判的なインプレッションを一気に跳ね上げた。
匿名掲示板の5ちゃんねるにおいては、元ボランティアや内部関係者を名乗る人物によるスレッドが立ち上がり、組織内部の人間関係や管理体制に対する裏情報が真偽不明のまま書き込まれた。また、YouTubeでは保護猫動画の流行に伴い、他の保護ユーチューバーや批判的視点を持つクリエイターが騒動を解説・検証する動画を投稿。これにより、事件のディテールが二次加工され、批判の声が長期間にわたってインターネット上に残る構造が完成した。