赤玉土は、関東ローム層の火山灰土である「赤土」を乾燥させ、粒状に選別した用土です。最大の特徴は、土の粒子同士が結びついてできる「団粒構造」にあります。粒の中に細かな隙間(ミクロ孔)が無数に存在し、粒と粒の間には適度な空気の通り道(マクロ孔)が確保されます。
この二重構造のおかげで、「水持ちが良いのに水はけも優れている」という、植物の根にとって理想的な環境を両立できます。根がしっかりと呼吸しながら必要な水分を吸収できるため、根張りが格段に良くなり、地上部の健全な生長へと直結する仕組みです。
また、酸度(pH)が5.5〜6.5程度の弱酸性を示し、日本の気候で育つ大半の草花・野菜・観葉植物の好む土壌酸度に自然と合致する点も見逃せません。有機物を含まない無菌の鉱物系用土であるため、病原菌や害虫が湧きにくく、室内園芸でも安心して扱えます。