Q1:絵本の中にお父さんがパイにされたイラストは実際に描かれていますか?
A1:初版や現行の絵本本文にはパイそのものの絵は描かれておらず、お母さんのセリフとしてのみ語られます。ただし、ポターが制作初期に描いた未公開の挿絵の中には、マグレガー夫人が焼きたてのパイを食卓に運ぶスケッチが存在しており、展覧会などで公開されることがあります。
Q2:ピーター自身もマグレガーさんに捕まって食べられそうになったのですか?
A2:はい。ピーターは畑の網に上着のボタンが引っかかって動けなくなり、マグレガーおじさんにふるいで上から押さえつけられそうになりました。すんでのところで上着を脱ぎ捨てて逃げ出しましたが、命からがら生還したため、その晩は夕食のブラックベリーとミルクをもらえず、苦いカモミールティーを飲まされてベッドに寝かされました。
Q3:なぜ父親はウサギシチューではなく「パイ」にされたのですか?
A3:当時のイギリスの伝統的な家庭料理において、ジビエや小動物の肉を小麦粉の生地で包んで焼き上げる「ミートパイ(ウサギ肉のパイ)」は定番の家庭料理だったためです。農村の生活習慣がそのまま作中に反映されています。