明石高専の入試は、大きく分けて「推薦による選抜」と「学力検査による選抜」の2段階で実施されます。いずれの選抜方式においても、高い競争倍率と確かな学力基準が設定されています。
推薦選抜においては、中学校の調査書(内申点)が決定的な要素となります。出願要件として高い成績基準が課されており、合格者の多くは主要5教科および実技4教科ともに「オール5」に近い内申点を保持しているのが通例です。面接や口頭試問では、志望動機の明確さに加え、基礎的な理数リテラシーや論理的思考力が厳しく問われます。
一方、学力検査選抜では、全国の国立高専共通の学力試験が課されます。明石高専の学力選抜において特に意識すべき点は「傾斜配点」の存在です。理科および数学の得点が1.5倍〜2倍などの傾斜換算で評価されるため、理数科目で取りこぼしをしないことが合格ボーダー突破の必須条件となります。例年の実質倍率は1.5倍から2.0倍前後で推移しており、学科によっては2倍を超える激戦となる年度も見られます。