アクアチムクリームは、ベピオやディフェリンに見られるような強い皮剥けや乾燥といった随伴症状が比較的少ない、極めて安全性の高い薬剤です。しかし、患者の約1〜2%程度に刺激感、赤み、かゆみ、接触皮膚炎(かぶれ)が生じることが報告されています。
もし塗布後にヒリヒリ感や強い赤みが出た場合は、直ちに使用を中止し、流水で洗い流して処方医に相談してください。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
ニキビ治療においてアクアチムクリームの選択が最適となる条件、および治療方針を見直すべき基準を提示します。
【アクアチムが向いている人】
・触ると痛むような赤ニキビや黄色い膿を持ったニキビが局所的に発生している人
・ベピオやディフェリンによる強い皮膚刺激・皮剥けに耐えられず、刺激の少ない治療薬を求めている人
・短期間(数日〜数週間)で炎症のピークを迅速に抑え込みたい人
【使用を見直すべき・慎重になるべき人】
・毛穴の黒ずみや白ニキビ(ザラつき)がメインで、赤みや痛みを伴う炎症がない人(効果が期待できないため)
・同一部位に2〜3ヶ月以上アクアチムを塗り続けている人(耐性菌のリスクが高い)
・顔全体に漫然と予防目的で塗り広げている人(常在菌の乱れを招くためNG)