「背を伸ばすにはカルシウム」というイメージが定着していますが、骨の体積の約50%はコラーゲンをはじめとする「たんぱく質」で構成されています。カルシウムは骨の強度を高めるセメントに過ぎず、骨が縦に伸びるためには頑丈な鉄骨となるたんぱく質が欠かせません。
豆乳が成長期に適している最大の理由は、体内で合成できない必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質な植物性たんぱく質(大豆プロテイン)が手軽に補給できる点にあります。さらに注目すべきは、大豆たんぱく質に豊富に含まれる「アルギニン」というアミノ酸の存在です。
アルギニンは下垂体からの成長ホルモン分泌を刺激する因子として知られており、骨端線における軟骨細胞の増殖と骨化プロセスを間接的に活性化させます。脂質が控えめで消化吸収にも優れた豆乳は、内臓に過度な負担をかけることなく、骨が伸びるための基礎材料を持続的に供給できる優れた飲料です。