茶道の伝統を守り続けてきた京都の老舗茶舗が、次々と現代的なコンセプト店舗を手がけ始めた。かつては敷居が高いと敬遠されがちだったお茶の世界だが、カウンター越しに茶師と会話を交わしながら自分だけの一杯を選べるスタイルが、目の肥えた海外からの旅行者や都市生活者の心を掴んでいる。
「朝のコーヒーを抹茶ラテに切り替えてから、集中力の持続感が全く違う」。都内のIT企業で働く30代女性は語る。テアニンとカフェインが織りなす穏やかな覚醒感は、忙しい平日の朝であっても、頭をクリアに整えてくれるという。世界基準のヘルスケアトレンドが、伝統文化と奇跡的な融合を果たした結果だ。