1970年代に建設された洛西ニュータウン。高度経済成長期の住宅需要を支えたこの街も、時代の経過とともに居住者の高齢化や購買スタイルの変化という大きな課題に直面してきた。広大な公共空間をいかに活かし、コミュニティの熱量を再燃させるか。その問いへの回答として立ち上がったのが「らくさいマルシェ」である。
2015年5月には「ツキイチ ワクワク らくさいマルシェ」として大規模なリニューアルを断行。毎月決まった日程で定期開催するサイクルを確立した。商業施設である洛西タカシマヤ、地元店舗が集うラクセーネ商店会、そして行政側の京都市住宅供給公社洛西事業部などがタッグを組んだ実行委員会形式をとる。官民が手を取り合うことで、安定した運営基盤と柔軟な企画力を両立させた。