スマートフォンや小型タブレットのスペック表で目にするディスプレイサイズとしての4インチ。ここで多くの人が陥る最大の落とし穴が、「4インチ=縦や横の長さが10.16cmである」という誤解だ。画面におけるサイズ表記は、あくまで画面の「対角線の長さ」を示している。
さらに複雑なのが、画面の横と縦の比率を示すアスペクト比の存在である。仮に同じ4インチの対角線を持つ画面であっても、昔ながらの4:3比率のディスプレイと、縦長な16:9や18:9の画面では、全体の「画面面積(スクリーンの広さ)」が全く異なる。縦長になればなるほど、同じ対角線インチ数であっても総面積は狭くなるのだ。
また、画面の精細さを決める解像度(ピクセル数)によっても、表示される情報量や体感的な広さは劇的に変わる。単に10.16cmという対角線の長さだけを鵜呑みにせず、縦横比やピクセル密度まで確認することが、後悔しない端末選びの鉄則といえる。