多くのファンに愛されながらも、サービスは2017年2月22日をもって静かにその歴史に幕を下ろした。8年間という長きにわたり稼働したものの、終了の背後には時代の急速な変化とハードウェアの世代交代という抗えない波が存在していた。
第一の理由は、スマートフォンの爆発的普及だ。2010年代半ばに入ると、手のひらの上で完結するモバイルアプリが急速に進化。わざわざテレビをつけてWiiを起動し、リモコンを向けるというステップが、相対的に手間と感じられるようになった。さらに、Wii自体の生産終了と後継機への移行が進む中、Wiiショッピングチャンネルを含む旧ネットワークインフラの維持コストやセキュリティ対応も課題となっていく。時代の先陣を切ったオンラインサービスは、スマホシフトという時代の波にその役割を譲る形で、見事な幕引きを選んだのだった。