ビックスモールンの唯一無二の魅力は、極端な体格差とそれを逆手に取った幾何学的な身体の組み合わせにあります。メンバーそれぞれの経歴と役割を整理すると、彼らの計算し尽くされたパフォーマンス構造が見えてきます。
リーダーのゴン(吉武大地)は、1975年生まれ、身長183cmの大型プレイヤーです。グループの土台・骨組みとなる巨体を担当し、パフォーマンス全体の構成やディレクションを主導しています。
チロ(鈴木智彦)は、1977年生まれ、身長156cmの小柄な体躯を活かした柔軟なポジショニングが特徴です。ゴンの体の上に乗り、鳩の首やルービックキューブの細部を表現するなど、ボディアートのアイデンティティを支え続けてきました。
そして2019年に加わったグリ(杉本大地)は、身長161cmながら元器械体操選手としての驚異的な体幹と跳躍力を誇ります。グリの加入により、従来の「2次元的なポージング」から「3次元的な空中アクロバット」へと芸のクオリティが跳ね上がり、世界的建造物や複雑なアニメキャラクターの再現が可能になりました。