アンバサダーを務めるルイ・ヴィトンの気品あるアイテムを、広瀬すずは極めてパーソナルな解釈で日常に落とし込む。かっちりとしたモノグラムのトランクや洗練されたレザー小物を、あえて色褪せたスウェットやワークパンツと合わせる。この大胆なコントラストが、彼女らしいモダンなラグジュアリーを生み出している。
一方で、彼女のプライベートワードローブに欠かせないのがメゾン・マルジェラだ。脱構築的なカッティングが施されたニットや、足袋をモチーフにしたアイコニックなシューズを、古着のボトムスと平然とマッチさせる。ハイブランドの威光に頼るのではなく、一人の服好きとして構造そのものを楽しむ姿勢が、装い全体に芯の強さを与えている。