名古屋市瑞穂区を代表する懐かしいレジャー施設として、今もネット上で話題にのぼるJJクラブ堀田店。かつてあれほど賑わっていた人気店がなぜ撤退を余儀なくされたのか、その背景にはレジャー業界の急速な構造変化と運営母体の経営問題が存在します。
最大の要因は、大手競合チェーンとのシェア争いの激化です。2000年代中盤以降、ラウンドワンが展開する「スポッチャ」など、最新設備と潤沢な資本力を誇るメガ複合施設が全国へ急速に拡大しました。老朽化が進むアミューズメント機器の更新やメンテナンス費用の負担が重くのしかかり、集客力の維持が困難になったことが業界関係者から指摘されています。
さらに決定打となったのが、全国チェーン「JJ CLUB 100」を展開していた運営会社の経営破綻です。FC展開を急速に進めた反動から資金繰りが悪化し、2000年代後半に民事再生手続きなどの再編に追い込まれました。これにより、堀田店を含む全国の主要店舗が相次いで閉鎖・事業譲渡され、名古屋エリアのJJクラブも一斉に姿を消すこととなりました。