かつて俊氏が株式会社電通グループの副社長を務めていた時期、芸能ニュース・報道では「親子の利害関係」を面白おかしく取り上げる向きもあった。広告代理店とトップアイドルという近接した距離感が生む憶測だ。
しかし、当の二人は極めて冷静だった。仕事の領域では徹底した線引きを行い、互いのプロフェッショナリズムに一切干渉しないルールを堅持。翔自身も実力でCM契約や番組出演を勝ち取ってきたという強烈な自負を持っていた。
STARTO ENTERTAINMENT体制への移行など、芸能界が大きな構造転換期を迎えた現在も、櫻井翔が揺るがぬ信頼を保ち続けているのは、そうした私情を排した真摯な姿勢が業界関係者に周知されているからにほかならない。