こうした激ムズブームの巨大な実験場となっているのが、PCプラットフォームのSteamだ。Steamには世界中のインディーズクリエイターが手掛けた、とがったコンセプトの「死にゲー」やクソゲーを自称する高難易度作が日々リリースされている。
開発者の悪意すら感じるような極小の足場、初見殺しの罠、理不尽な挙動。大手メーカーではリスクが高すぎて通らないような挑戦的なタイトルが、SNSや動画配信を通じて瞬く間にバズを生み出していく。プレイヤーたちは自ら被害者となり、その理不尽な体験をSNSでシェアし合うことで、一つのコミュニティとしての連帯感を形成しているのだ。