富岩水上ラインを利用するにあたり、旅行者が陥りがちな「3つの誤解」とその対策を現場視点で解説します。
誤解1:「予約なしでも当日券でふらっと乗れる」という過信
富岩水上ライン 当日券は、空席がある便に限り「富岩運河環水公園 乗り場」や「岩瀬カナル会館」のチケット売り場で販売されます。しかし、ゴールデンウィークやお盆、秋の行楽期の土日祝日は、事前予約分だけでほぼ満席になるケースが多発します。「乗り場に着いたが2時間後の便まで空きがない」という悲劇を避けるためにも、旅程が決まり次第、公式サイトから富岩水上ライン 予約を済ませておくのが鉄則です。
誤解2:「雨の日は欠航してしまうのではないか」という不安
「雨の日の運航」について懸念する声が多いですが、就航船はガラス張りのキャビンを備えた全天候型構造となっているため、通常の雨であれば問題なく運航されます。むしろ雨の日は運河沿いの木々の緑が濡れて美しく映え、しっとりとした情緒を味わえる隠れたメリットもあります。ただし、台風や局地的な豪雨によって運河の水位が一定基準を超えた場合、閘門の運用停止や橋梁下を通過できなくなるため運休となる点には注意してください。
誤解3:「往復とも船に乗るのが基本」という思い込み
初めての旅行者に最も推奨したいのが、「往路:富岩水上ライン(船) ➜ 復路:富山港線(路面電車)」という組み合わせです。終点の岩瀬カナル会館に到着後、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれた岩瀬の古い廻船問屋街や酒蔵、クラフトビールバーを散策。その後、徒歩約10分の富山港線「岩瀬浜駅」から次世代型路面電車(LRT)に乗車すれば、約25分で富山駅へスマートに戻ることができます。