なぜ今、この言葉なのか。精神科医や社会心理学者らは、現代人が抱える「エコ不安(エコ・アンザエティ)」との関連を指摘する。どれだけマイバッグを持ち歩き、電気自動車を選んでも、地球規模の温暖化は止まらない。その圧倒的な無力感が、限界に達した結果だというのだ。
「真面目に環境を考えて行動することに疲れてしまった」と語る都内の大学生(21)は言う。「どれだけ頑張っても世界は良くならない気がする。だったら、いっそ開き直ってデデデ大王の真似をする方が、精神的に楽なんです」。真面目な議論に疲弊した人々にとって、このミームは一種の安全弁として機能している。