白地に黒文字の味気ないシールは、過去の遺物となった。マット感のあるプレミアムテープ、布製アイロンテープ、上品なリボン素材まで、メディアのバリエーションは年々拡充されている。フォントの選定においても、明朝体やゴシック体にとどまらず、手書き風の温かみがある書体や欧文のスタイリッシュなタイプフェイスが揃う。
キッチンに並ぶ調味料ボトルや収納ボックスに整然と貼られたラベルは、無機質なプラスチック容器に命を吹き込む。隠す収納から「見せる収納」へ。部屋のトーンに合わせたフォントと色を選ぶだけで、生活感を鮮やかに消し去ることができる。