最強のパラサイト・後藤を激闘の末に倒し、日常を取り戻したかに見えた新一の前に、逃亡を続けていた浦上が突如として姿を現します。物語の最終幕、新一の通う学校の屋上で、ヒロインである村野里美を人質に取るという凶行に及びました。
ナイフを里美の首元に突きつけながら、浦上は新一に対して「お前の本性を見せろ」と迫ります。右手と同化していたミギーが眠りにつき、ただの人間に戻っていた新一に対し、浦上は容赦なく心理的な揺さぶりをかけ、里美を屋上から突き落としました。
絶体絶命の瞬間、新一は人間としての強い意志で駆け出し、里美の手を掴むことに成功します(このとき、眠っていたミギーが一瞬だけ新一の右手を支える奇跡が起きます)。その直後、新一の放った渾身の怒りの鉄拳が浦上の顔面に直撃しました。
作中における浦上の生死については、死亡したと誤解されることもありますが、実際には「新一に殴り倒されて重傷を負い、意識不明のまま警察に逮捕された(生存)」というのが正確な結末です。怪物の力ではなく、人間・泉新一の怒りと意志によって完全に制圧される形で幕を閉じました。