明治大学を冠する付属校には、明大明治のほかに「明治大学付属中野中学校・高等学校(明大中野)」と「明治大学付属八王子中学校・高等学校(明大八王子)」が存在します。受験生や保護者が最も混同しやすいこの3校ですが、設立母体と学校法人の関係性において決定的な違いがあります。
明大明治は、学校法人明治大学が直接設置・運営する唯一の「直系付属校」です。これに対し、明大中野と明大八王子は別法人である「学校法人中野学園」が設置する「系属校」にあたります。教育理念やカリキュラム、大学との人事交流、進学枠の割り当て構造において、直系校ならではの密接なパイプが存在します。
合格最低点の面でも、各校の入試難易度差は現れています。明大明治の中学入試では、満点に対する得点率でおおむね65%〜70%前後がボーダーラインとなり、難問に対する深い思考力と記述力が問われる構成となっています。単なる記号選択にとどまらず、国語の記述量や算数の途中式・論述を重視する採点基準が特徴です。