脚の毛を一本も残さず剃り落とすパイパン状態には抵抗がある。そう語る男性は実に7割を超える。周囲に違和感を与えず、それでいてモサモサとした不潔感を払拭したいという微妙な男心が、メンズグルーミング市場の潮流を大きく変えた。完全に剃毛するのではなく、長さを整え、適度に毛量を減らす「すき刈り」こそが、日常のビジネスやカジュアルシーンで最も好印象を与える解解策として支持されている。
女性目線でのアンケート調査においても、「全く毛がないツルツルの脚よりも、手入れが行き届いて薄く整えられた脚のほうが自然で好感が持てる」という意見が圧倒的だ。すね毛処理に対する意識は、単なるコンプレックスの解消から、他者への配慮と自己プロデュースの一環へと完全にフェーズを移行させたと言えるだろう。