ハードウェアに問題がないにもかかわらず充電の伸びが悪い場合、本体のシステムソフトウェア側にボトルネックが潜んでいる可能性があります。手軽に試せて即効性の高い2つの改善アプローチを実行してみましょう。
第1のステップは、本体メニューのPS Vita USB給電設定の確認です。設定アプリを立ち上げ、「システム」メニュー内にある「USB給電」のチェック項目を確認してください。PCや特定の充電ハブから給電している場合、この項目が「有効」になっていないと画面点灯中や通信中に給電が遮断される仕様になっています。基本的にはチェックを入れておくべきですが、一部の社外製ACアダプターを使用している場合、この設定がONになっていることで誤認識が起き、かえって給電が不安定化するケースも報告されています。充電が極端に遅い場合は、一度チェックを外して再起動し、再度チェックを入れ直すことで給電制御のリフレッシュを図れます。
第2のステップは、システムの一時的なスタック(処理遅延)を解消するPS Vitaのセーフモード再起動です。長期間使用していると、バックグラウンドのバッテリー監視プロセスやデータベースに不整合が生じ、正確な残量が反映されなくなることがあります。以下の手順でリカバリーを行いましょう。
まずPS Vitaの電源を完全に切ります。次に、「Rボタン」+「PSボタン」+「電源ボタン」の3つを同時に5秒以上長押ししてください。画面にブラックバックの「セーフモード」メニューが表示されたら、まずは「1. PS Vitaを再起動する」を選択します。これでも挙動が怪しい場合は、再度セーフモードを立ち上げて「4. データベースを再構築する」を実行してください。ゲームデータやセーブデータを消去することなく、システムの読み込みエラーや給電管理のバグをクリーンアップできます。