会場内で特に顕著だったのが、加熱式たばこと従来の紙巻きたばこの区分を巡る混乱だ。時代の変化に伴い、加熱式専用エリアを拡充する方針が取られたものの、これが現場のオペレーションに予期せぬ歪みを生むことになった。
紙巻きたばこ対応ブースに集中する長蛇の列を横目に、比較的空いている加熱式エリアを羨望の眼差しで見つめる愛煙家の姿は日常茶飯事だった。区画ごとの利用比率の読み違いは、特定の喫煙所周辺に局所的な大混雑を作り出し、スタッフが列の整理に追われる事態が常態化。デバイスの違いによる分断が、現場の混乱に拍車をかけていた。