行政手続き・公的文書作成の現場で最も多いミスの一つが、「満年齢」と「学年」のズレ、そして年号の混在表記だ。
日本の法律上、年齢が加算される瞬間は「誕生日前日の午後12時(24時)」と定められている。4月1日生まれの人が「早生まれ」として前の学年に組み込まれるのは、4月1日の前日である3月31日終了時点で満年齢に達するためだ。1月1日から4月1日生まれの早生まれ組が履歴書を書く際、高校や大学の入学・卒業年を単純計算で間違えてしまうトラブルは後を絶たない。
また、履歴書では「全体を通して西暦か和暦かのどちらか一方に統一する」のが鉄則とされている。学歴欄の途中から「平成」「令和」と「2026年代」が入り乱れると、採用担当者の視線誘導を妨げ、事務処理能力を疑われかねない。公的書類においては、指定されたフォーマットを愚直に守ることが第一の防御策となる。