このピッツァの名前を聞いて、ピンとくる歴史好きも多いだろう。そう、19世紀のプロイセン王国(後のドイツ帝国)初代首相として歴史に名を刻むオットー・フォン・ビスマルクこそが、この料理の名の由来である。
強硬な対外政策と富国強兵を推し進め「鉄血宰相」と恐れられたビスマルクだが、実は類まれなる大食漢であり、無類の卵好きとしても知られていた。1日に10個以上の卵を平らげることも珍しくなかった彼の大好物に敬意を表し、目玉焼きやステーキに卵を乗せた料理をドイツや近隣国で「ビスマルク風」と呼ぶようになったのが始まりだ。