番組が伝説と呼ばれる所以は、単なるアイドル番組の枠を超えた「本格バラエティのスパルタ育成道場」であったことにあります。当時、全盛期を迎えていたヒロミさんは、百戦錬磨の芸人として妥協のないツッコミを入れながらも、まだカメラの前で萎縮していた少年たち一人ひとりにスポットライトを当て続けました。
オープニングを飾ったV6の楽曲『Can do! Can go!』は、大勢のJr.が一糸乱れぬフォーメーションで踊る姿とともに、いまやジュニア文化における「国歌」と称されるアンセムになっています。
ファンの間で今も語り継がれる「伝説の神回」といえば、以下のエピソードが挙げられます。
- ホノルルハーフマラソン過酷ロケ:1998年末、ハワイで開催されたマラソンにJr.たちが参戦。極限状態のなかで相葉雅紀さんが見せた気迫の走りや、メンバー同士の助け合いは、単なるバラエティを超えた人間ドラマとして視聴者の胸を打ちました。
- 関西Jr.のハングリーな東京殴り込み:当時まだ露出機会が少なかった横山裕さんや村上信五さん、渋谷すばるさんらが、東京の洗練されたJr.たちに対抗すべく、ヒロミさんに果敢に絡んで笑いをもぎ取っていく姿は、後のSUPER EIGHTのアイデンティティを確立する原点となりました。
- 山下智久・生田斗真のスタジオ名珍場面:当時「天使」と称されるほどの愛らしさを誇っていた小学生の山下智久さんと、それを兄貴分として見守りつつ的確にコメントを挟む生田斗真さんの掛け合いは、スタジオを何度も爆笑と温かい空気で包み込みました。