大三元の成立条件は明快です。麻雀牌の中に3種類存在する字牌「三元牌(サンゲンパイ)」である白(ハク)・發(ハツ)・中(チュン)のすべてを、それぞれ3枚ずつの刻子(または4枚の槓子)として手牌に揃えることで成立します。門前(メンゼン=鳴いていない状態)に限定されず、ポンや明槓などの鳴きを入れても打点が下がらない「食い下がりなし」の役満です。
アガリ時に発生する大三元の点数(親・子)は、麻雀の最高得点規定が適用されます。
・子の点数:出アガリ(ロン)で32,000点。ツモアガリの場合は親が16,000点、子が8,000点ずつの支払い。
・親の点数:出アガリ(ロン)で48,000点。ツモアガリの場合は子3人がそれぞれ16,000点ずつの支払い。
親の大三元ツモを浴びれば、子全員の持ち点から一気に16,000点が削り取られるため、一般的な25,000点持ちのルールであれば下位プレイヤーは一撃でトビ(箱割れ・ハコ下終了)へと追い込まれます。役満としての破壊力はもちろん、白・發・中の刻子を揃えるだけで手牌の残り5枚(1面子+1雀頭)は何であっても構わないという柔軟性が、この役の脅威度を跳ね上げています。