マンガ・アニメーションコースをはじめとする表現系クラスの熱気は、一般的な高校の芸術科の枠組みを完全に超えている。現役のプロ漫画家やアニメ制作スタジオのディレクターが直接教壇に立ち、業界標準の制作ソフトや制作フローを惜しみなく叩き込む。
とりわけ近年、韓国や北米を中心に爆発的な成長を遂げた縦スクロールコミック(Webtoon)の制作指導や、ゲームグラフィックのキャラクターデザイン演習には目を見張るものがある。生徒たちが交わす会話は「レイヤー構成」「色彩設計」「読者の視線誘導」といった極めて実践的な業界用語ばかりだ。放課後のアトリエは、もはやプロの制作プロダクションのスタジオと見分けがつかない。