特別支援学校高等部の入学者選抜で行われる学力検査(数学)は、一般的な全日制普通高校の入試問題とは性質が根本から異なります。高度な因数分解や複雑な関数証明を競うのではなく、「自立した社会生活や就労現場で正確に使える計算・論理的思考力」が問われます。
公立の特別支援学校、とりわけ就業技術科や職能開発科などの職業教育専門コースでは、基礎的な学力が身についているかを測るために筆記試験が課されます。難易度としては小学校4〜6年の算数から中学校1年程度の数学の基礎がメインです。一見すると易しく感じられますが、限られた試験時間(30分〜45分程度)の中で、設問数の多い計算や実生活に即した文章題をノーミスで解き進める処理能力が求められます。