早くから海外市場を見据え、自らの手でグローバルなキャリアを切り拓いた山下智久の足跡は、現在のソロ市場における最も成功したモデルケースと言える。国際的大作ドラマ『THE HEAD』で見せた語学力と堂々たる演技力は、日本のタレントが世界の舞台で対等に渡り合えることを証明してみせた。
独立当初、メディア露出の減少や業界内のしがらみが懸念されたものの、山下は海外プロダクションとの直接交渉やSNSを活用したファンとのダイレクトな対話によってその壁を突破。自身のレーベル立ち上げや海外プロダクションとの提携を通じ、「個のアーティストが世界標準で動く」ための具体的プロトコルを確立した功績は極めて大きい。