元々、この分野の原点には海外を発祥とする高品質なリボーンドールが存在する。一本一本手作業で植毛された髪、微細な毛細血管まで手描きで表現するリボーンドール・アーティストの工芸技術は、アート作品として高い評価を得てきた。日本国内でも日本リボーンドール協会などが普及活動と品質維持を担っており、熱心なコレクターコミュニティが形成されている。
一方で、玩具・ホビー産業大手のタカラトミーをはじめとするメーカーの参入や先進的なアプローチにより、一般消費者にとっても手軽に触れ合える選択肢が一気に広がった。ハイエンドな芸術品から日常的に触って楽しめるプロダクトまで、層の厚い市場が構築されつつある。