アリーナフロアの基本レイアウトは、ステージから後方に向かってA・B・C・Dといったブロック単位で区切られるのが標準的だ。左右方向は横1ブロックあたり12席から15席程度で組み上げられるケースが多く、中央付近のブロック番号を引き当てた参加者はまさにステージ正面の絶景を享受できる。
中でもファンが歓喜する「神席」の筆頭は、Aブロックの最前列付近だけにとどまらない。近年の演出では、フロアの中央を縦断する花道やセンターステージ、さらには外周を移動するトロッコの導線が組み込まれることが増えている。これにより、一見すると後方に見えるCブロックやDブロックの通路側が、突如として超至近距離で演者と対面できる特等席へと変貌するのだ。
ただし、アリーナ座席はスタンド席のような段差(傾斜)が存在しない。背の高い観客が前方にいる場合の視界の遮られやすさや、斜め奥の視界の抜け具合など、ブロックごとの見え方の特性をあらかじめ頭に入れておくことが現場での満足度を大きく高める。