ネット上の簡易レシピを見ていると、いくつかの重要な下処理が省略されているケースが散見されます。仕上がりのクオリティを劇的に分ける2つの盲点を整理します。
盲点1:ハムに切り込みを入れないと卵が滑り落ちる
平皿の上に丸いハムをそのまま敷き、その上に卵を落とすと、電子レンジの加熱によってハムの外周が熱収縮で反り上がり、白身が皿の縁へ流れ出してしまう現象が起こります。これを防ぐには、ハムの縁4箇所に包丁やキッチンバサミで1cm程度の浅い切れ目を入れておくのがプロのテクニックです。切れ目を入れることでハムが平らな状態を保ち、卵をしっかりと中央にホールドしてくれます。
盲点2:油を引かないとパサつくという誤解
「油を引かないと白身の水分が抜けてパサパサになる」という意見がありますが、これは加熱のしすぎが原因です。油の代わりに「水小さじ1」を全体に振りかけてラップで密閉気味に加熱すれば、マイクロ波による水蒸気オーブン状態が生まれ、油分ゼロでも驚くほどジューシーで柔らかな食感に仕上がります。余分な脂質をカットしたいダイエット中の方にも最適な調理法です。