1993年にリリースされた『ロマンスの神様』は、累計170万枚を超える空前の大ヒットを記録し、彼女の地位を確固たるものにした。当時、ビクターエンタテインメントからの熱烈なオファーを受けて制作されたこの楽曲には、彼女ならではの綿密なロジックが組み込まれていた。
「冬のスキーツアーを盛り上げる曲」という明確なオーダーのもと、印象的な転調とキャッチーなサビのフレーズが生み出された。続いて発表された『ゲレンデがとけるほど恋したい』も大ヒットを記録し、ウィンターソングの代名詞として定着していく。徹底的に計算されたメロディラインと突き抜けるハイトーンは、ポップス界に強烈なインパクトを与えた。