ネット上の掲示板やSNSでは、桜田淳子に関するセンセーショナルな言説が定期的に拡散されます。しかし、綿密な事実確認を行うと、その大半が事実無根のデマであることが分かります。
最も典型的なものが「夫との離婚説」です。合同結婚式という特殊な形態で結ばれた夫婦であるため、「宗教的な縛りが解けてすでに破綻しているのではないか」という憶測が生まれやすい土壌がありました。しかし、週刊誌の張り込み取材や法的な記録の確認においても、二人が婚姻関係を解消した事実は一切存在しません。むしろ、外部からの激しい批判に長年晒され続けたことが、夫婦の結束を強める要因として機能してきたのが実情です。
次に多いのが「多額の献金による極貧生活説」です。旧統一教会を巡る高額献金問題が社会問題化する中で、「桜田淳子も全財産を奪われ困窮している」というイメージが独り歩きしました。しかし、彼女自身はアイドル・女優時代に莫大な実績を残しており、事務所との適正な契約に基づく蓄えが存在したこと、さらに夫自身が堅実に事業を営んできたことから、日々の生活において困窮するような状況にはありません。派手な贅沢を好まない質素な生活様式が、誤って「生活苦」と曲解されて伝えられた側面が大きいといえます。