数学的・科学的な視点からこの現象を捉え直すと、その恐ろしさはさらに跳ね上がる。1個の重さを約50グラムと仮定した場合、5分で2個、1時間(12回)で4,096個に達する。ここまではまだ愛らしい。しかし、2時間後には約1,600万個、わずか4時間後には約680億個を超え、地球の総質量を軽々と上回ってしまう計算になる。
仮に放置されれば、数日も経たないうちに可視宇宙全体の質量を超過し、自己重力によって巨大なブラックホールを形成する。単なる子供向けのSFギャグの枠を完全に踏み越えた、いわゆる「指数関数的爆発」の暴走。この破滅的な数学的リアルさこそが、大人の鑑賞にも耐えうる底知れぬ恐怖の正体と言えるだろう。