ビッグブレックファストが他のバーガー類と一線を画していたのは、あらかじめ挟まれていないからこそ生まれる「自分好みにカスタマイズできる自由度」にありました。トレイの上に広げられた素材をどう組み立てるか、十人十色の流儀が存在したのです。
代表的な食べ方として愛されていたのが、マフィンを半分に割り、ソーセージパティとスクランブルエッグを豪快に挟んで楽しむ「自作ソーセージエッグマフィン」スタイルです。付属の塩コショウで卵の味を引き締め、パティの塩気と合わせることで、既製品とはひと味違う出来立ての食感を堪能できました。
また、ツウの間で定番だったのが、半分に割ったマフィンに付属のストロベリージャムをたっぷりと塗り、甘じょっぱい朝食スイーツとして楽しむアプローチです。デラックス版であれば、ホットケーキにシロップを浸しながら、合間にソーセージパティの塩味を挟む「アメリカンダイナー流」の食べ合わせを楽しむ光景も日常的でした。