病院が位置するのは、緑豊かな下町情緒と学術的な雰囲気が漂う東京都文京区千駄木だ。この地に根を張る日本医科大学は、日本最古の私立医科大学としての誇りを胸に、一世紀以上にわたり日本の医学教育と地域医療を牽引してきた。
同院の歴史を語る上で欠かせない存在が、かつて皮膚科教授を務めた丸山千里だ。がん免疫療法として知られる「丸山ワクチン」の開発者としてその名を世界に知られ、患者一人ひとりの命に寄り添う精神は、今なおこの病院のDNAとして息づいている。歴史的な遺産と革新的な技術が交差する千駄木の地で、最先端医療は日々進化を続けている。