過去の来場者アンケートやSNS上に寄せられたリアルな口コミを分析すると、萩焼まつりならではの独自の魅力と、現場で直面しやすい注意点が浮き彫りになってきます。
来場者の好意的な意見として最も多く挙げられるのが、「作家や窯元本人から直接制作秘話を聞きながら買える贅沢さ」です。ネット通販では伝わらない土のざらつき、手への収まり具合、高台(底部分)の削りの美しさを確かめ、作家と会話を交わして購入した器には格別の愛着が湧くという声が圧倒的です。
一方で、現場の失敗談として散見されるのが「持ち帰りの重さと梱包の確認不足」です。萩焼は吸水性が高く肉厚な陶器が多いため、数点購入するだけでも相当な重量になります。多くのブースで緩衝材による簡易包装は提供されますが、まとめ買いを予定している読者は、頑丈なエコバッグや底板入りのキャリーバッグを持参することが推奨されます。会場からの宅配便発送カウンターも用意されているため、高額品や割れやすい大皿は迷わず配送手続きを利用するのが賢明です。
また、陶器市巡りとともに楽しみたいのが山口県萩市の観光・ご当地グルメです。会場至近の萩城城下町散策はもちろん、萩港で水揚げされた新鮮な「瀬付きあじ」や「見蘭牛(けんらんぎゅう)」を使ったランチ、萩特産の夏みかんソフトクリームなど、秋の味覚を組み合わせることで旅の満足度は格段に向上します。