「パスタ巻いてる?」元ネタの意味とHi-Hi現在・本場の巻き方マナー

「パスタ巻いてる?」元ネタの意味とHi-Hi現在・本場の巻き方マナー

「パスタ巻いてる?」元ネタの意味とHi-Hi現在・本場の巻き方マナーとはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

言葉の元ネタから一転して、現実の食卓における「パスタの巻き方」には、日本国内で広く信じられている誤解が存在します。それが「パスタを食べるときにスプーンを使うべきか否か」という問題です。

日本のファミリーレストランや一般的なイタリアンでは、フォークと一緒にスプーンが提供される光景が珍しくありません。そのため「スプーンの上でフォークを回して食べるのが上品なマナー」と思い込んでいる人が多数存在します。しかし、本場イタリアの食事作法において、大人がロングパスタを食べる際にスプーンを使うのは原則としてNGとされています。

項目詳細・作法の基準一般的な日本の習慣編集部の見解・評価使用器具フォーク1本のみ(イタリア本場・高級店)フォークとスプーンの両方を使用リストランテではフォークのみが正式な国際標準スプーンの意味子供や不慣れな人の補助具、またはスープ用ソースを飛ばさないための上品な補助具文化の違いを理解し、TPOに応じて使い分けるのが正解巻き取る場所お皿の底や縁(フチ)の余白を利用スプーンの窪みの中で巻き上げる皿の縁を使う所作が最もスマートで美しい音とすすり完全なマナー違反(音を立てない)麺類をすする習慣から無意識に出ることも一口サイズに巻ききって口に運ぶのが鉄則

イタリアにおいてスプーンを使ってパスタを食べるのは、フォークを上手に扱えない小さな子供や、病気療養中の方などに限られます。日本でスプーンを添える文化が広まったのは、戦後の洋食店が「ソースの飛び散りを防ぎ、箸文化の日本人が食べやすくするための親切心」として導入した日本独自の食習慣です。

カジュアルな店や家庭ではスプーンを使っても何ら問題ありませんが、格式高いリストランテや海外旅行先では、フォーク1本で食べるのが洗練された大人のマナーとみなされます。

井上 凛
Author

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。