名門派閥である平成研究会(旧茂木派)の舵取りを担い、国家基本政策の策定に深く関与してきた茂木氏。派閥のあり方が根本から問われる政界激震の時代にあっても、その存在感は衰えるどころか、政策立案能力の高さから再評価の声すら根強い。
派閥の重責を背負い、毎夜の会合や水面下の駆け引きに神経をすり減らす日々。その激動の日常から一歩離れた私生活において、茂木氏は読書家であり、大の映画・音楽好きという一面も持つ。家族の前で見せるリラックスした表情は、国会論戦での鋭い眼光とは好対照をなす。
どれほど権力闘争が激化しようとも、私生活の領域を侵させない規律正しさ。それこそが、長年にわたり政界の第一線でトップスピードを維持し続けられる秘密と言えるだろう。