米航空業界の勢力図を大きく塗り替えたのが、アラスカ航空によるハワイアン航空の買収統合です。司法省の審査を通過して実現したこの統合により、アラスカ航空が強みを持つアメリカ本土西海岸・アラスカ・中米路線と、ハワイアン航空が誇る太平洋ワイドボディ機ネットワークが見事に融合しました。
旅行者にとって最大の関心事は「日本路線の扱い」です。ハワイアン航空が運航してきた羽田・成田・関西・福岡〜ホノルル線などの日本発着便は、統合後もブランドアイデンティティを保ったまま運航が継続されています。アラスカ航空自体は日本への単独直行便を持たないものの、ハワイを経由してシアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスなど米国主要都市へシームレスに乗り継ぐ新たな動線が確立されました。
さらに、ハワイアン航空便へのワンワールド特典適用やマイレージ相互連携が段階的に進んだことで、日本在住の旅行者にとっても太平洋を渡る選択肢が一段と広がっています。