2020年、すべてが止まりました。
パンデミックにより対面でのサンプリングは激減。渋谷の街から配布スタッフの姿が消えました。しかし企業は新たな方法を模索し始めます。
非接触型のサンプリングブースが登場しました。タッチパネルで情報を入力すると、自動的に商品が出てくる仕組みです。ユニリーバはこの方式を採用し、感染リスクを抑えながらプロモーションを継続しました。
オンライン連動型の台頭
完全にオンラインへシフトしたケースもあります。
渋谷駅周辺に設置されたデジタルサイネージにQRコードを表示し、その場でスキャンすると自宅にサンプルが届く仕組み。場所は渋谷、受け取りは自宅。この「ハイブリッドサンプリング」は、2022年以降も継続されています。
資生堂のデータによれば、このオンライン連動型サンプリングの申し込み率は従来の対面配布と比較して約1.8倍。利便性が若者の行動を後押ししています。