「会社を出て駅に行けば、何かしら動いているだろう」という楽観的な判断は、現代の都市部では極めて危険だ。運転見合わせが発表された直後のターミナル駅は、瞬く間に帰宅困難者で溢れかえる。
改札前での入場制限、立食スペースすら確保できない混雑、空調の効きが悪くなった構内での熱中症リスク——。さらにタクシー乗り場や代替バス乗り場には長蛇の列ができ、乗車までに数時間待ちとなるケースも珍しくない。
無理に駅へ向かうくらいなら、職場や安全な屋内にとどまるか、運転取りやめが予測される段階で早めのテレワークへ切り替えるのが鉄則だ。「動かない電車を駅で待つ」時間こそが、最大の二次災害リスクを生み出している。