中古市場において、子ども向けキャラクターゲームは本来値崩れしやすい傾向にあります。しかし、プリキュアのDSソフトに関しては一部のタイトルで異例のプレミア相場が形成されています。その背景には、出荷本数の少なさとコレクター需要の急増があります。
特に駿河屋やメルカリなどの二次流通市場で高値を維持しているのが、2008年発売の『Yes! プリキュア5GoGo! 全員しゅーGo! ドリームフェスティバル』です。映画『プリキュアオールスターズ』の先駆けとなったクロスオーバー作品であり、当時の主要キャストによる贅沢なフルボイス収録や本格的な格闘アクション要素が再評価され、箱・説明書が揃った美品は定価(税込5,280円)に迫る、あるいはそれを超える5,000円〜7,000円前後で取引されるケースも珍しくありません。
もう一つの注目株が、ハード末期にリリースされた『スイートプリキュア♪ メロディコレクション』です。2011年当時はすでに後継機ニンテンドー3DSが発売されており、DSソフト自体の流通量が絞られていたため、市場に残っている本数が極めて少ない状態にあります。カセット単体であれば安価に入手できるものの、パッケージや説明書、付属特典が揃った完品状態はコレクターの間で争奪戦となり、買取専門店でも高価買取対象に指定されています。