陳列棚を見渡すと、思わず目を疑うような価格表示が飛び込んでくる。賞味期限が迫ったスナック菓子が20円、清涼飲料水が15円、季節外れの輸入調味料が50円。メーカーが在庫処分に困った限定商品やパッケージ変更品が大量に運び込まれ、山積みにされているのだ。
「普通のスーパーなら1本200円近くするジュースが、ここでは箱買いしても数分の1の値段。育ち盛りの子どもがいる我が家には本当にありがたい」と、小牧市内から訪れた40代の主婦は笑顔で語る。食品ロス(フードロス)問題への関心が全国的に高まるなか、廃棄されるはずだった余剰在庫に再び光を当て、消費者に破格で還元するエコシステムが完璧に機能している。