周辺の秋葉原エリアでは、旧来の雑居ビルが次々と解体され、最新のオフィスビルや高級ホテルへと姿を変える大型再開発が加速している。変わりゆく街並みの中で、このビルはどのようにして自らのアイデンティティを保ち続けるのだろうか。
答えは至ってシンプルだ。時代ごとの「マニアックな需要」を排除せず、むしろ先頭に立って受け入れ続ける姿勢にある。かつて無線機が主役だった場所で、今はカードやフィギュア、そして新たなデジタルホビーが主役に座る。扱うプロダクトが変わろうとも、愛好家たちの熱量を受け止める器としての本質は一切ぶれていない。