「走る場」を提供するだけに留まらないのが横浜の強みだ。横浜市の山中竹春市長は、データサイエンスの知見を取り入れた健康寿命の延伸とともに、大型スポーツイベントを通じた都市の活性化を強力に推進している。全国、さらには海外から訪れる数万人のランナーとその同伴者は、横浜中華街や元町、みなとみらいエリアのホテルや飲食店に大きな経済循環をもたらす。
大会前後の宿泊需要や飲食消費を巻き込むスポーツツーリズムの推進は、港町・横浜の新たな観光資源として完全に定着した。走る者だけでなく、迎える街全体が経済的・文化的な恩恵を享受する仕組みが、官民一体となって強固に築き上げられている。