日本のニュース報道に慣れ親しんだ読者にとって、南米の地震報道で示される揺れの強さは直感的に把握しにくい面がある。日本で使われる「気象庁震度階級(0〜7)」は計測震度計のデータに基づく客観的な数値だが、南米諸国で採用されている修正メルカリ震度階級(MMI:I〜XIIの12段階)は、体感や建造物の破壊程度を基準に算出される仕組みだ。
今回コロンビアで観測された最高震度「MMI VIII」は、日本の震度階級に換算するとおよそ「震度5強から震度6弱」に相当する。耐震補強が十分でない古くからの煉瓦造りの建築物やブロック壁にとっては致命的な衝撃であり、壁面の倒壊や崩落を引き起こすのに十分な破壊力を持つ。