企業のメンタルヘルス対策において、厚生労働省が義務付けた「ストレスチェック制度」の導入から年月が経過した。しかし、年1回のマークシート方式の問診票では、「異常なし」と回答して自らの不調を隠してしまう従業員が後を絶たないという課題が残る。
この形骸化を打破するため、急成長を遂げるメンタルヘルスケア産業では、生体データや直感的な色彩選択を取り入れた新しいモニタリング技術の開発が進んでいる。毎日のPCログイン時に選んだカラーパレットの遷移から、チーム全体の疲労蓄積を早期に検知するシステムなど、視覚とテクノロジーを融合させたメンタルケアの現場導入が現実のものとなりつつある。